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42才・女・独身・結婚歴無し・独居・無職・肥満・・・究極の負け犬女ボヤキ日記。


by kakukaku-sikajika
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『功名が辻』日の本イチの女房と呼ばれてみたい

秋から見て来たドラマがどんどん最終回に向かう中、
この『功名が辻』も今日で最終回を迎えた。
全49回!
今日は60分の拡大バージョン。
今年のお正月明けから約1年間、録画や再放送に頼りながらも
1回も逃す事なく全回見れた事に
小さな達成感を感じます。
別に私が何をした、という訳ではないんですが(笑)一豊さまと千代と
一緒にハラハラドキドキを共有出来た満足感、と言うのかな。
勇壮なオープニング曲を聴きながら「あ~あ、もうこれも最後かー」と
しみじみ。

土曜日のNHKのお昼の番組に脚本家の大石静さんが
最初で最後のキスシーンがあります」って
おっしゃってたんで、どんな感じ?と想像。
それは最後に千代が一豊さまに口移しでお水を飲ませるシーンでした。
あのお水、一豊さまは少しでも飲めたのかな(泣)
それとも、もう旅立っていった後だったのかな(泣)
(テレビが小さいのが、もどかしい~~~!)

本当に仲の良い、見ていて気持ちのいい夫婦でした。
千代は賢いけど決してそれをひけらかす
「小賢しい」妻ではなかった
本当の意味での賢い女性。
夫が仕事に打ち込めるように先回りしたり後ろで支えたり、夢を一つずつ現実にして来た。
そんな愛情あふれる妻を夫がいとしく思わない訳がない
一豊さまも妻の助言に素直に耳を傾けたり、誠実さで応えた。
実際どうだったかは知らないけど側室は持たなかったそうだし、
1人娘を亡くしてからも後継ぎは授からなかった。
家督も弟に譲った。

夫の没後はあんなに苦労して平定した高知を後に、
かつて断腸の思いで手離したのいる京都に移り、余生を過ごした
という。
これまで夫婦で積み上げてきたものに固執しないというか、
最後に身を寄せた場所は我が子のように育てた拾のいる京都。
何か・・・・ステキです。
最後まで潔さを感じさせてくれる女性でした。

女と生まれたからには、愛する男に「日の本イチの女」だったと
言われてみたい。
言わせてみたい。
・・・と壮大な夢を見たがる四十路毒女でした。

by kakukaku-sikajika | 2006-12-11 16:37 | 映画・テレビ